このページでは、自宅での作業や仕事用に使っていたゲーミングチェアを辞めてオフィスチェアに買い替えた話をします。
新生活で椅子の選定を悩んでいる方や、ゲーミングチェアの買い替えを検討している方の参考になれば、と考えています。
ゲーミングチェアの使用感と限界
在宅勤務によるテレワークが本格的に始まったころ、デスク周辺のアイテムの新調を行っていました。
趣味がゲームということもあり、なんとなく憧れのあったゲーミングチェアを購入。(購入したのは、THE 入門用のGTRacing)その見た目の魅力と、初めは抜群の座り心地に関心していました。
![当初使用していたゲーミングチェア。](https://yy-output.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/image-47.png)
しかし、使い続けるうちにその課題と限界も明らかになりました。それは。。。
- 蒸れ。背中からお尻まで接地面すべて!
- ネックサポートの位置調整ができない。
- ランバーサポートが体に合ってない。
- 合成皮革と衣服がこすれる音が気になる。
実際に、長時間のデスクワークやゲームを続けた場合に、不快感と疲労感を経験しました。
ゲーミングチェアの柔らかい座面は一見魅力的だったのですが、私には合わないことが判明してしまいました。
オフィスチェアへの買い替え理由
ゲーミングチェア自体の故障や不具合など一切ありませんでしたし、リクライニング機能やオットマンもついていたので、当初は買い替えるのに躊躇していました。
ただ、特に夏場の座面、背面の蒸れの問題が深刻でした。下記のようなゲルクッションを購入して使用していましたが、クッションによって座り心地や座面の高さなどが変わってしまい、快適なデスク環境からは程遠いものとなってしまいました。
そんな現実的な課題もあって、使用していたゲーミングチェアを手放すことにしました。
最初は別のゲーミングチェアに買い替えることも考えていましたが、大抵の場合は合皮が使用されています。
結局蒸れの問題は解決しないので、メッシュ素材が使用されていることが多いオフィスチェアに買い替えること検討しました。
オフィスチェアの要件
オフィスチェア選びで重要視していたのは、座面、背面がすべてメッシュ素材であることです。
ほかには、体型に合わせて細かな調整ができる機能を備えていることでした。
あと重要なのは価格面。ハーマンミラーやオカムラには手が出ませんが、長く使うことも考えて4万円前後の価格帯でネットで購入できるものを中心に検討を行っていました。
要件:
- 座面、背面がすべてメッシュ素材
- 体型に合わせて調整できる機能
- 価格帯は4万円前後
- インターネットで購入
検討の結果、SIHOO V1(ブラック)というオフィスチェアを選びました。
SIHOOは中国の会社のブランドのようです。公式サイトには、2020年にヨーロッパにてComputer chairのカテゴリでベストセラーになったとのこと。(公式サイトより)
SIHOO V1 レビュー
組み立ては30分くらいで完了しました。椅子の部品自体は少し重たいですが、女性でも問題なく一人で組み立てできると思います。(組み立てに必要な工具は全て含まれていました。)
聞いたことないブランドや企業の商品を注文して到着するまでワクワクしますよね。
今回はAmazon経由で購入。無事届いて一安心でした。
![SIHOO V1-M101の梱包箱](https://yy-output.com/wp/wp-content/uploads/2024/03/image-48.png)
公式:組み立ての取扱説明書
組み立て後の椅子。結構大きくて迫力があります。
![左前から見た組み立てた椅子。](https://yy-output.com/wp/wp-content/uploads/2024/04/image.png)
![右後から見た組み立てた椅子。](https://yy-output.com/wp/wp-content/uploads/2024/04/image-1.png)
良かった点
メッシュの通気性と安定感
座面と背面をメッシュに切り替えたことで、設置面において蒸れの問題は全て解決しました。通気性抜群です。
1年ほど使用した時点でレビューしていますがメッシュにへたりなどもなく、十分な”張り”を維持できており、ほつれなども生じていません。座った時にしっかりと安定感もあるので長時間の作業も問題ありません。
![オフィスチェアの座面と背面の写真。](https://yy-output.com/wp/wp-content/uploads/2024/04/image-2.png)
座り心地の細かな調整
次にこだわっていた調整機能ですが、基本的な座面の高さに加えて、下記の調整ができるので快適な座り心地に調整することができます。
- ヘッドレスト (5段階)
- 背もたれ高さ (5段階)
- ランバートサポート(上下、前後)
- 座面の深さ
- 4Dアームレスト (高さ、奥行、角度、座面との距離)
特に、背もたれの高さと座面の深さの調整で座り心地は大きく変わります。この価格帯で両方調整できるオフィスチェアは、なかなか見つけることは出来なかったので、この商品を購入できて良かったと思います。
ヘッドレスト
高さだけでなく、角度も変更できました。だいたい60度くらい調整できます。頭を預けたくらいでは、勝手に動かない程度の頑丈さがあります。ヘッドレストのクッション部分は合皮でできています。
キャスター
フローリングで使用してもスムーズに転がり特に軋み音などは全くしませんでした。
普段はカーペットの上で使用しているので、フローリングへのダメージに関してはわかりません。
微妙だった点
アームレストの高さ
アームレストを一番低い状態にしてもそこそこの高さがあります。使用していてるデスクや座面の高さで変わってきますが、場合によってはアームレストがデスクと干渉して椅子をデスク下に収めることができないかも。
まとめ
購入してから1年ほどたってレビューを行っていますが、現時点では一切の不具合はありません。
座面や背面が蒸れてしまい不快感のある方、座り心地を細かく調整してみたい方はオフィスチェアに買い替えることを検討してみてください。